パートナーの様子がいつもと違って何か怪しいとき、「もしかして自分の夫(妻)が浮気している?」そんなことを疑ってしまうことがありますが、そういう勘はけっこうあたるものです。
私は長年探偵という仕事をしているので、浮気をしている人の行動には特徴があることが分かります。ここでは、浮気をする人の行動の特徴や・心理状態をお話ししていきます。
あなたの勘は当たっているかも!?
-浮気度チェック―
浮気をすると、まずは見たところ怪しい行動・いつもと違う行動がでてきます。
あなたのパートナーが以下の項目のような行動をしていたら、「自分のパートナーは浮気しているかも・・・」というあなたの疑いが当たっている可能性が高いです。
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- 帰宅が遅くなった
- 何をしているかわからない日・時間が増えた
- ひとりでの外出が多くなった
- 服装や趣味・嗜好が変わった
- おしゃれに気を遣うようになった(ネクタイ、ハンカチ、香水等)
- 夫婦生活が減った、あるいは今までと何か違う
- 手帳・カレンダーなどに意味が分からないイニシャルや記号がある
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- 「休日出勤」が増えた
- 「付き合いのゴルフ」が増えた
- 「出張」が増えた
- 「会社の飲み会」が増えた
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- 携帯・スマホでメールをしている回数が増えた
- こそこそと電話で話していることがある(外に出ることもあり)
- 携帯・スマホが鳴っても出ないことがある
- 携帯・スマホを肌身離さず持っている
- 携帯・スマホにロックがかかっている
- 携帯・スマホの通話履歴やメール履歴を消している
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- 車内をきれいに掃除するようになった
- カーナビの履歴を消している
- 助手席のシートが変わった
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- カードの利用明細を見せない
- 財布の中を見せたがらない
- 金遣いが荒くなる(服・装飾品などを気前よく買うようになった)
浮気する人の動機 〈四分類〉
そもそも、ちゃんとした相手がありながら、なぜ他の人と浮気をするのでしょうね?浮気の動機を4つのパターンに分けてみましょう。あなたのパートナーはどれでしょうか?
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単身赴任の寂しさを紛らわすために女性の部下と関係を持つ、女性が昔の恋人と別れた寂しさを埋めるために他の男性と関係を持つ、というようなパターン。「純愛型」に似ていますが、「あなたがいないと生きていけない」「俺が守ってやる」など、
相互に依存的になりがちです。 -
スキあらば女性を口説いている男性、あるいは、多くの男性に気のあるそぶりを見せる女性、というのが典型的です。刺激的な恋愛が生きる糧、人生の大事な楽しみになっています。「男は浮気する生き物だ」
「人生楽しまなきゃソン」等
というのが口癖。 -
酔ったついでに二人で盛り上がってしまい一線をこえた、落ち込んでいるとき誰でもいいから優しくしてほしかった、などなどの理由でついつい関係を持つパターン。この時点では深い恋愛関係ではないので、関係は持続しないことが多いでしょう。
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眼の前に現れた相手に、妻(夫)にはない魅力を感じ、若かりし頃のような止められない恋心を抱いて、それが成就してしまった、というパターン。大人の分別を持ちながら、相手を思い、関係を続けています。闇雲に家庭を壊すことはないでしょう。
浮気の「本気度」
パートナーが誰かと浮気をしているとして、では、どれくらい本気なのか?あなたは気になるかもしれませんね。(ここで「本気」とは、現在のパートナーと別れてでも、新しい相手と結婚して人生を再スタートさせたいという思い、ということにしましょう。)
私の経験的には、「本気」は40%程度。60%は大きな人生の転換は望んでいないようですが、40%くらいの人は、今のパートナーと決別して新しいパートナーと新たな人生を築くことを望んでいます。
とはいえ、40%の人が「本気で離婚する気か」というと、そうではありません。恋愛は基本的に不安定なものですが、結婚はそれを安定させるための「契約」です。その「契約」を反故にする離婚というのは精神的にも実務的にも面倒な手続きですし、子供がいれば、子供への影響も考えなければいけません。経済力も必要でしょう。あなた以外の人に夢中になっている(かもしれない)パートナーでも、離婚までは考えないものです。
その証拠に、もしあなたが浮気の証拠をパートナーにつきつけたとしたら、パートナーはしらばくれるか、知らないと言い通すかして、浮気の事実を認めないでしょう。それは、裏を返すと「あなたとの生活は大事だし、それはこれからも続けていきたい」というメッセージなのです。
浮気調査をしたらどうなるか?
-多くは黒、でも元鞘に戻る-
浮気調査をすると、浮気の事実がはっきりします。私たちは、あなたのパートナーと浮気相手が実際に会っている現場をとらえ、写真や行動記録としてレポートにすることができます。
当社の28年、3700件以上の浮気調査の結果、クロ(浮気の事実を突き止めることができたパターン)は80%にも及びます。そしてシロ(浮気の事実を突き止めることができなかったパターン)が20%。
また、当社の調査レポートが離婚につながったケースは20%。残りの80%は依頼者とパートナーが話合いを行うきっかけとなり、元鞘(もとさや)に収まっていきます。私たちの調査が、パートナーとの関係の改善のお役に立っていることはとてもうれしいことです。
あなたはどうしたいのか?〈一番大事なこと〉
ここで問題なのは、「では、あなたはどうしたいのか?」ということです。パートナーが浮気をしているかもしれない、不安でたまらない(あるいは怒りがおさまらない)という中で、あなたはどうしたいのか?自分は何をしたら幸せで平和な気持ちですごせるのか?よく考えてみてください。
私たちは経験豊富な探偵社ですが、あなたの要望・スタンスによって、いろいろな形でお手伝いできます。
「パートナーが浮気をしているかもしれない」という状況は、あなたを精神的に不安にしていることでしょう。でも、いま、自分や家族が幸せになるために自分が何をすべきか(離婚なのか、黙認なのか)選択・決断し行動することによって、あなたの人生は大きく好転していくはずです。
私たちは、あなたが本当に幸せになれるよう、お手伝いをしていきたいと考えています。